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「サイラス・ミスト（c29128）暫定詳細設定」

◇名前……サイラス・ミスト（ただしファミリーネームは偽名）
◇誕生日……8月13日（獅子座）
◇家族構成……父（故人）、母、兄（既婚）、姉（既婚／他家に嫁入り済み）、義妹（母方の遠縁の親戚を両親が養子として育てた）
◇趣味・特技……読書、バー巡り
◇苦手なこと……家事全般（できなくはない）
◇好きなもの……お菓子、酒、本、夜空、猫
◇嫌いなもの……Gのつくアレ
◇イメージカラー……黒、金
◇モチーフ……黒猫、闇夜の月

それなりに由緒ある貴族の家柄の、地方領主の息子として生まれる。
（一応方角的にはアクスヘイム方面を想定）

幼少期は両親や兄姉、家人たちに愛され素直かつ真面目な少年として育った。
母親が当時病気がちであったため、医者を志すようになる。
貴族としての勉学の裏で、医学や薬学の勉強をしていた。
また、父の教育方針により剣術も習い始める。
成人後の酒好きは、この時の師匠であった退役軍人の男の影響。
彼から一通り武器の扱いや戦い方を学び、その中で一番馴染んだ槍を現在でも愛用している。
なおその後母の体調は回復し、医者を目指すことは諦めきれないものの、家を継ぐ兄の補佐役に徹することを考え始める。

十五歳の時にいわゆる社交界デビューを果たす。
由緒正しい貴族の家柄の次男坊で、見てくれが一応良く、許嫁もなかったことから、
古い貴族の血を欲しがる他の貴族から縁談や養子縁組の誘いが絶えず辟易。
自分の外見や家柄しか見ず、体裁と血筋に固執する周囲に失望し、やや自暴自棄に。
縁談や養子の誘いはかわしつつ、誘われるがままに夜遊びをする生活を送る。
（そんな中で本気の恋も一度するが、どうしようもない事情により失恋）

十七,八歳くらいの時に、養子縁組の誘いに端を発する誘拐事件に遭う。
兄や兄の部下たちにより救出されるものの、同様の事件の再発を恐れ、家を出る。
（本人は自覚していないが、誘拐事件中の出来事は軽いトラウマになっている）
この頃からエンドブレイカーとしての能力の運用方法を自覚し、旅の資金を稼いでいた。

現在はラッドシティにアパートを借りて生活している。
家出同然の出奔だったが家族の理解はきちんとあり、現在でも定期的に連絡をとっている。
また、たまに兄の部下が様子を見に来たりもしている。
医者としての勉強は今も続けている。

酒はなんでも飲めるが、甘めの酒を好む傾向がある。
甘いものは基本的に別腹。